ミニ盆栽とは、通常の盆栽より全体的に小さくした盆栽で、主に手のひらに載るような大きさの盆栽のことを言います。別名小品盆栽もしくは豆盆栽とも呼びます。ミニ盆栽は盆栽入門者や若い方、女性の方が気軽に盆栽を始めることができるためにサイズを小さくしてキュートな感じを演出しています。ただ、販売しているものを購入して育てるのは難しくないのですが、一からミニ盆栽を作るとなりますと、盆栽初心者には厳しいと思われます。
盆栽は、雄大なる自然の姿を目指し、幹や枝、根張り、器など、全体のバランスを図りながら形作り、そして鑑賞します。しかし、ミニ盆栽にはそこまでの形式はありませんから、自由にまた気軽に楽しめる盆栽として、今静かなブームを得ています。手軽ですが、自然の趣きを鉢に再現しているのはミニ盆栽でも同じことです。鉢のなかの小さな木や草花は、毎年きちんと四季を感じさせてくれます。生命体の息吹を感じることができます。
適切な環境さえ整えてやれば、長い年月をともに過ごすことができます。生きた植物ですから完成というものがなく、常に変化するのを楽しむのも魅力の一つです。今流行のミニ盆栽も、グリーンインテリアとしてお勧めです。小さな鉢の中で、かわいい芽が伸びて瑞々しい緑となり、花が咲いたりあるいは紅葉したりと、自然の移り変わりを身近に感じられて味わい深いものがあります。まず、園芸店や雑貨店などで、お気に入りの一鉢を選びます。
市販のコケを土の表面に押しつけるようにして張りますと風情がでますし、土の乾燥も防ぐことができます。インテリアグリーンとして親しまれるようになったミニ盆栽とコケ玉ですが、自由な発想で楽しむと言いましても、長く楽しむためには欠かせない作業があります。「ミニ盆栽と苔玉―失敗しない育て方」では、買ってきたものの手入れの仕方から、自分で作る方法、育て方までを分かりやすく解説しています。
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